あすかがうちに来るまで
毎日毎日人間に煽てられて、すくすくと態度も体格もデカくなった大好きな我が家にゃん「あすか」。
この写真を見てもらえればわかると思うが本当に体格がでかい。そのくせ私が少しでもちょっかいをかけると•••
こんなあすかはどういう経緯を経て我が家にやってきたのか。
1枚目のソファの写真をよく見るとあすかの後ろにもう一匹、茶トラのねこの写真がある。この子が先代我が家にゃん「りょうた」。今もずっと我が家にいてくれている大事な大事な家族。
りょうたが亡くなったのは2018年の10月末。腎臓病だった。人間が家に帰ってきたら亡くなっていた。いつものように迎えてくれようとしたのか玄関前で。不思議と涙が出なかったのを覚えている。実感がなかったのかその理由は未だにわからないがただもくもくとりょうたの体を拭き目を瞑らせ小さめの段ボールにタオルを敷いて寝かせた。周りにはお花やおやつも入れた、それだけは覚えている。結局実感がわいて泣いたのは2日後くらいの夜にレフモンの「さよならのかわりに」を聴いたときだった。
りょうたを亡くした我が家はそれはもうびっくりするくらい、教科書に載るんじゃないかってくらいのペットロス。会話がまず消えた。必要最低限しか話さなくなった。これはまずい、ねこが家にいないのがたまらなくしんどい、だが亡くなってすぐに次の子を受け入れていいのか、りょうたが寂しがるんじゃないかと家族内で会議を設けたこともあった。その結果、我が家が出した答えが「こんなに毎日みんながしょぼくれた日々を送るのはきっとりょうたも望んでないんじゃないか」ということだった。これもきっと我々の都合の良い思い込み、エゴだとも思っているが小さい頃から家族大好きなりょうたを見てきていたから、この答えに迷いはあまりない。
あすかを見つけたのは「ペットのおうち」という保護サイト。
ねこ以外にも犬なども探せる総合的な大きなサイトさんである。
あすかを見つけてきたのは母だった。急に私の部屋に来て「この子、可愛くない?」から始まってことはトントン拍子に進んだ。保護主さんも本当にとても良い方で(2020•3•3 現在は活動を休止されています)、快くあすかをトライアル*へと連れてきてくれた。
あすかという名前はこの保護主さんのお宅でつけていただいた名前であるが、名前は変えていただいて構いません、とのことだった。しかし我が家は「りょうたを火葬してもらった霊園の名前もあすかだった、これは運命かもしれない」と思い「あすか」のままでいさせてもらうことにした。
うちに初めてきたときのあすかはま〜〜〜〜〜〜〜〜小さい。今とは比べものにならないほど小さい。
こんなあすかもトライアルを終え正式譲渡となった2日後には•••
2日目(トライアル含めると9日目)でソファを占拠をしだすねこ。強い。
*トライアル•••譲渡元の保護主さんによって期間は異なるが「動物を飼育するにあたってミスマッチが起きないよう、正式譲渡の前に一旦仮で飼育する期間」のこと。大体1週間くらい。このときほとんどの保護主さんのおうちチェックも入る。ねこが飼育できる環境かどうか確認します。とても大事。
こんな小さかったあすかが今じゃ冒頭のねこへと進化したわけなんです。強すぎる。ねこの生命力。あすかはもともと野良猫ちゃんらしくオス猫侍らせてたところをキャッチされたとか。
弟の部屋にも入り浸ってるし男好きは変わらんか•••?笑
そんなあすかの日常を放出している各SNSもよろしくお願いします(=´ω`=)
どうしてもまぐろ味が食べたかった猫 pic.twitter.com/NazrVyvrWi
— 🐈ひなぴ🐈 (@C_A_0620__) 2021年3月1日